中西 保裕(1962-)
私は1981年四国にて石材彫刻の基礎技術を学び、家業である石材店を手伝う傍ら、仏像などの彫刻を現在まで行ってきました。
さらには国立新美術館に展示されている芸術作品の制作活動も行っており、数多くの賞に入選。
今では自由美術協会会員(審査員)、大阪彫刻家会議会員、堺市展 委嘱といくつもの肩書を持つようになりました。
石を削ったり、叩いたり、磨いたりする作業は、“魂を込める”という行為です。私自身の想いを石に込めることで、ひとつとして同じ形や雰囲気を纏うものはなく、それぞれが“個性”を持ち始めます。
制作活動は私にとっての“ライフスタイル”。
ぜひ作品を見ていただき、その石から感じ取れる“何か”とじっくり対話してみてください。
略年譜
1962年(昭和37年) | 大阪府南河内郡河南町に生まれる |
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1981年(昭和56年) | 四国 香川県庵治町で石材彫刻の基礎技術を習得 |
1982年(昭和57年) | 家業の石材業に携わりながら、主に仏像などを制作 |
2003年(平成15年) | 石彫家 石田榮一氏と出会い、師事 |
2004年(平成16年) | 堺市で、初の石材彫刻作品展を開催 |
2005年(平成17年) | 地元河南町で、石のギャラリー創設 |
2006年(平成18年) | 2007年まで石彫・カメオ展を開催 |
2008年(平成20年) | 第62回 堺市展「森の番人」初出展し入選 |
2009年(平成21年) | 2010年まで千早赤阪村「技業展」石材彫刻出展 |
2010年(平成22年) | 河南町町長依頼の作品「あべのハルカス」を制作 |
2011年(平成23年) | 第64回 堺市展 堺市長賞受賞「風の Harmony」 |
2012年(平成24年) | 第65回 堺市展 無鑑査 |
2014年(平成26年) | 2019年まで岩手県大船渡市・睦前高田市に、東日本大震災の忠魂のために地蔵像を合計8体寄贈 |
2015年(平成27年) | 第79回 自由美術展 佳作賞受賞「夢みるひととき」 国立新美術館 |
2016年(平成28年) | 自由美術佳作賞展出展 東京都大田区大森 ギャラリーH`sPARTHE 自由美術関西展出展「風のエチュード」 京都市美術館 地元河南町庁舎に受賞作品 寄贈 第80回 自由美術展 佳作賞受賞「想」 |
2017年(平成29年) | 第81回 自由美術展 新人賞受賞「天空の刻」会員推挙 |
2018年(平成30年) | 第82回 自由美術展 自由美術賞受賞「潮流」 |
2019年(平成31年) | 第73回 堺市展 堺美術協会賞受賞「作品194」委嘱 |
2020年(令和2年) | ホテルリソル・トリニティ大阪に作品設置 |
実績紹介
河南町寄贈「夢みるひととき」
受賞作品「夢みるひととき」を河南町に寄贈。武田町長から感謝状を授与しました。
大阪市立西船場幼稚園 閉園記念モニュメント制作
その他
津守幼稚園の記念モニュメント制作
東京大田区 PAROS GALLERYにて自由美術佳作賞展に出展